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Human Loading Dog

by Flight Of Idea

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1.
小人祭り 03:09
What's Up! 純愛暁を覚えずに 春雷暁を覚えず 小人が 小人が お祭りを 小人が 小人が お祭りを 花びら集めて 華やかに盛り上げて小人のお祭り ラーメン 牛丼 いいな! Human Loading Dog! 人間荷捌場で犬が棒引き沼で馬に乗るの 森立てるお前 花びら集めて 華やかに盛り上げて小人のお祭り 小さな足音で静かな足音で 犬が棒引き沼で馬に乗るの 小人のお祭りやってきたよ 小さな足音で花びら散って 小人がガリバーを人間荷捌場で いろんな場所へ仕分けるの 犬が棒引き沼で馬に乗るの ラーメン 牛丼 ワッショイ! Human Loading Dog!
2.
天誅銀行 04:31
白に見せる黒が仕事の人もいる それを天誅銀行が等しく裁く 天誅銀行の取立ては闇金より厳しいから 胸に思うところがある人は覚悟して悪の正義を貫けよ 大きなプレゼントをもらう  身の丈似合わないプレゼントをもらってしまう 天誅銀行を忘れてしまって独り占めは危ないよ オレは変わる道すがりの誰かを恨まない オレは変わる道すがりの誰かを恨まない 走れブルースより速く 淀んだ水溜りで淀んだ膿ばかりで 走れブルースより速く ひたむきに生きるこそ取り立てからは逃れられる right 来 right 来 right 来 right 来 right 来 right 来 right 来 right 来 気が付かないけど誰もが生れ落ちた処で貰った満額の預金通帳 貰ったからには利子付けて返さなきゃさ いつまでも通帳がいっぱいのままだとヤラレちゃうよ right 来 right 来 right 来 right 来 right 来 right 来 right 来 right 来 天誅銀行に借りたまま素知らぬフリして生きてると 快楽の上で取り返せない火傷が待ってるよ 天誅銀行から借りてる金を独り占めしちゃ 快楽の上で取り返せない火傷が待ってるよ 許せる?許せない? 好き?嫌い? いい人なんだけどねって茶濁しコメントが救えない罪さ 感情を押し殺して ある日君の足元からパッと掬って何もかもを奪ってゆくのさ 生まれた時に頂いた天誅銀行の 生まれた時の天誅銀行の満額だった預金額を少しずつ減らして 最後はゼロにしてた方が安全ですよ 持ってないものを持ち過ぎるなよ 赤い炎を持って人を傷付けるなよ right 来 right 来 right 来 right 来 right 来 right 来 right 来 right 来 2008/03/26
3.
Don't 04:46
コンクリートの要塞にある大きく出っ張った小さなドアを 散ってしまった花びらで包み込み開けてみると がらん洞の中には一冊のベストセラーという名前の本が入っていた ページを捲ると 始めから終わりまで全部白紙で 最後のページに一言だけ 「お前だけが分る心のホワイトマジックで書くべし」 という文字が炙り出ているような気がした ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド もういろんなアルバイトなんてしたくないと 環七沿いの中古バイクショップで 政治家の家と交番に挟まれながらバイクを洗車しながら 1円の株が200万円になる儲け話を夢見ている女の子は 疲れた体を引きずりながら バンドをやるしか夢が見れないって嘆いているって? DON'T♪DON'T♪ 愛と快楽が欲しいと 好奇心でちょっとだけ間違った出会い方をしてしまった女の子が 知らない男の助手席で気付いた時にはもう両手は鎖で繋がれて 山奥でミニスカートとブーツで捨てられて そんなはずじゃなかったって不満をぶつけるのは? DON'T♪DON'T♪ いくら救いのない人生だからといって シャブ中になってアレをやりすぎて白目を剥いて感電死したフリをして 誰かを待ってるなんて都合のいい話はあるかって? DON'T♪DON'T♪ 最良のパートナーを探すために 同時に複数の相手とベッドを共にして 何があなたにとって大事なのと問いかけると 「人間性」と即座に答えるというのは? DON'T♪DON'T♪ DON'T♪DON'T♪ いくら何を書いてもベストセラーだと言われても 白紙の中に好きにホワイトマジックでやりたい放題書いて そのまま採用されるなんて甘い夢を見過ぎだと DON'T♪DON'T♪ 肯定も否定もしないから 自分を慰めているコトバだと思ってしまったら 正論だけを吐き続ける坊さんや ラジオパーソナリティと同じだから ある程度は好きに生きてはいいはずだけどさ 未来世紀ブラジルに出てくるような管理社会の住人が 今すぐリアルタイムで君のことを取り締まり 生きるという仕事をクビにするかもしれないから ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド あきれるほどの正義感で立ち向かったからって 何も変わらないかもしれないけど わきまえてわきまえて熱は時折醒ましながら DON'T♪DON'T♪ DON'T♪DON'T♪ DON'T♪DON'T♪ DON'T♪DON'T♪ ほらほら知らないうちに 誰も読んだことのないベストセラーが出来上がるといいね それさえも信じられないって? DON'T♪DON'T♪ 2008/04/27
4.
黒いブイブイを纏った婦人が囁いた 心ある人が上に行かなきゃ そんなにいい仕事ばかりじゃないからさ 常に人が出るんだよ 心がキレイな男でいなよ 少々文句が出る位が丁度いいのよね 半分嘘ついても 半分正直に 自分が好きなところは忘れないでおいて 埋め立てられた東京湾の片隅で 文庫本を読み抱えながら立ちすくんでいる男がいた ほのかな灯りを求めながら 真冬の台風を浴びよろめき曝されながら 人肌の温もりを捜して 一日中立っていた サンドイッチマン 金ならいくらでも稼げるのに 東京のネオンライトの下で幾らでも稼げるのに 赤いドレスを着た女が路地裏に 男を引き込もうとして立ち尽くしている 彼女は高級娼婦 彼女もほのかな灯りを小さく点すために 金なら幾らでも稼げるのに 路地裏に温もりを引き込もうと立ち尽くしている 死んでいった男の亡骸が 赤いドレスの女の後ろに亡霊となって見えているよ そのことがとても恐ろしくて 人肌が恋しいだけのサンドイッチマンは 立ち尽くして稼いだ金を高級娼婦の彼女に差し出すのを躊躇っている 2人とも求めているのは見えないほのかな灯りでちっぽけなものだけど 深い夜の河で交わる灯りを共有することは出来ないのさ サンドイッチマン、高級娼婦 深い夜の河に堕ちてゆく 2008/2/22
5.
とても新しい鮮やかな記憶を伝えたくなった NYに3度目に訪れた日々のことを東京で語ることにするよ 独り取り残されたハーレムで安いドミトリーを行ったり来たり 頭のおかしい詩人がサングラスをしてリーゼントで決め込んで ハーレムの端から端までデカいスーツケースを転がして歩いていると オメガスパイシーに記憶と同じように黒人が言ったのさ 「FUCKIN’ JAMES DEAN!!」 有頂天のままオレのコトバが英語でないのをいいことに好き放題 ヤンキースタジアムのアメリカ人にブチまけてやろうと思ったのさ 奴らのケツを蹴り上げるために ヤンキースタジアムにいるアメリカ人は全部白人で 「アメリカは最高だ!」ってケツの穴まで見せながら フランクシナトラを賛美していたよ NY~♪ NY~♪ 毎日腹いっぱいのチリドッグを食いすぎたから ヤンキースタジアムにいるアメリカ人は恥ずかしげもなく ケツの穴を見せながらNY賛歌とフランクシナトラでまみれているのさ 出会うはずのなかった 60年代のBEATNIKSの生き残りの84才のTULI ブランドショップの向こう側からホームレスのような格好をして アイスクリームを舐めながらオレの方にやってきて 肩に手を置きながらこう言ったのさ 「なあお前、日本とアメリカのARMYっておかしいと思わないかい?」 オレはそんな問いかけを予想もしなかったから アナーキストの親玉の言霊を必死で  見えない手でわしづかみするのが精一杯だったんだ ヤンキースタジアムにはケツの穴を見せてクリームにまみれた 恥ずかしげもないアメリカ人がいっぱいいるよ 恥ずかしいのはきっとオレの方で ロックンロールのないハーレムのない街で黒人に 「FUCKIN’ JAMES DEAN!!」と言われて有頂天になっていたのさ ただ一つの目的はアメリカのケツを蹴り上げる為に 地下鉄のセントラルステーションの通気口の上で 自分のふがいなさと ヤンキースタジアムの恥ずかし気のないアメリカ人と アメリカ人のビートニクスの親玉のことを思ったら なんだか涙が出てきたよ 素直に そのことを東京にいるガールフレンドに伝えて 慰めてもらうつもりはないけど ちょっとだけ地下鉄が吹き上げる生暖かい風が 世界中を覆い尽くすようなヒューマニズムと偽善の風で 毛布と間違えるくらいの夜だったよ アメリカの恥部 アメリカの恥部 アメリカの恥部はきっと俺の恥部 アメリカの恥部 アメリカの恥部 アメリカの恥部はきっと俺の恥部 NY/BEAT/ANRCHIST NY🎶
6.
角を曲がると卍固め 角を曲がると卍固め 長く会ってなかったポン引きと出会うのさ 次の角を曲がるとさらに卍固め また知ってる誰かと再会すると また次の角を曲がると卍固め また次の角を曲がると卍固め 知らない宇宙を知ってる宇宙で取り囲むと一周して もう一度自分と出会ってしまうのさ 卍固めに遭ってしまったドッペルゲンガー 卍固めに遭ってしまったドッペルゲンガー 一回りするともう一度同じ自分と出会ってしまうのさ 卍固めに会ってしまうよドッペルゲンガー 2008/05/16
7.
オレは最低 朝から最低 朝からコンビニ独りでおでん 着物でトラクター 着物でトラクター 食べてはいけない果実を頬張って 朝方寝てて そのまま朝立ち あなたともう一度やりたいよ だから最低 今朝も最低 オレは最低朝からコンビニ独りでおでん 着物でトラクター 着物でトラクター 何で噛んで?何を噛んで? 食べてはいけない果実を頬張る 朝からコンビニ独りでおでん 着物でトラクター 着物でトラクター 逃げたいと思って 逃げようと思っても 東京は逃げられない場所 疎開するしかない イカの・・・イカの・・・ イカの金玉を頬張るばかり 底に流れるブルー 底に流れるブルーをしたためて 底に流れるブルー 底に流れるブルーを雨の夜に重ねて オレは最低 朝から最低 朝からコンビニ独りでおでん 着物でトラクター 着物でトラクター 着物でトラクター 2008/10/16
8.
RATRACE 04:48
うちは家族五人 幸せだと言われている 二人目の女房は俺の連れ子を本当の息子として育ててくれた 感謝している 日曜に肉屋に就職した息子が焼肉にみんなで行こうとせがむから 今夜は少し飲み過ぎてしまったよ 女房には生ビール三杯までってリミッター掛けられてるから 仕方ない 3DKの広いとは言えない都営住宅に帰ってみんなが寝静まった頃 顔も知らない家族の愚痴を語り合う人妻とチャットでもする時に 台所の下に隠してある取って置きの鬼ごろしをちびちび行こうか 兄さんあんたに言いたいことが少しだけある こんな幸せも悪くはないだろ? 働いて飯食って少しの酒を飲み 週に二回判で押したように女房と愛し合って時間がすぎてゆく 大してやりたいこともないから車を転がし日が暮れてゆくこの仕事も悪くない 悪くはないさ ほらそこの橋の上でいろんな国のコトバをしゃべる人が泣きながら家族と 電話してるのが見えただろ? 泪の橋はお前だけじゃないよ そんなブルースの流れるガソリンスタンド 鮫肌の女はあらかじめ胸元とミニスカートを曝そうという心持ちで人前に立ちはだかる 行き止まりのバス通り 土手がそびえ立ち ユラユラとさ迷って 危ない橋を渡ればもうすぐ夢の島 グルグルグルグルグル 小さな星の小さな町でいつか果てるまで ぼやぼやしてるとオレもあんたも決められた箱庭でラットレースをするばかり ラットレースは手間仕事 ラットレースはあきらめの安全地帯 ラットレースは偉人の残した仕事に背いた奴隷の幸福 もしもラットレースに飽きたなら みすぼらしい心持ちで すました顔した病んだ富裕の町で漂って 一縷の風に吹かれて気持ちいいと思えばいいさ グルグルグルグル いつまでもラットレースでいるなよ グルグルグルグル ラットレースから降りて危ない橋を夢の島まで 2008/07/15
9.
INDIGO CHILD 04:40
藍の子どもINDIGO CHILD あらかじめ分かって生まれてくる子どもたち 藍の子どもINDIGO CHILD 分かって生まれてくる子どもたち 生まれてきたからには誰もが迷い子だ 小さな掌の頃から変わらないはずだ 悦楽を貪る大人たちの狭間で分かって生まれてくる子どもたちが追いかけてくる まだまだ練れていなかった大人たちを尻目に どういう風に生きれば良いのか 不完全であることを 不完全であることを主張する 望まれていることを気づいていないのに 望まれていることを気づきたいのさ 藍の子どもINDIGO CHILD あらかじめ分かって生まれてくる子どもたち ちっぽけな家を探して大人たちが悦楽を貪っている間に 草原の輝きには見えない膜を張った黒いマリアのサラが海を渡ろうとしているのが見える 歴史なんて知らないよ キリストは売春婦に子どもを生ませたのさ とても素敵な出来事さ それが黒いマリアのサラなのさ 望まれてなんて生まれてこないよ いつか遠い国の海の上で神輿に担がれている 黒いサラがロマの嘆きを抱いている 歴史なんて知らないよ 望まれてなんて生まれてこないよ あらかじめ分かって生まれてくる子どもたちよ 遠い記憶の悦楽の舟に乗って GOD BLESS YOU!GOD BLESS YOU!GOD BLESS YOU! 神のご加護を!GOD BLESS YOU! 荒波を~荒波を~ キリストが売春婦に子どもを生ませてINDIGO CHILDを連れてくるのさ INDIGO CHILDはサラを探して INDIGO CHILDは世界中で祈ってるだけ 誰かのことを救えるはずもないのに きっと誰もが生まれたからには不完全さ 歴史なんて知らないよ 友達が神を信じろって誘ってくるのさ 不完全な迷い子でいいのに 2008/05/16
10.
とびこめ 05:48
生きてる内は暇つぶし 生きてる内は暇つぶし 明日死んでしまうからって昨日までのことを許してもらおうと思うな! 生きてる内は暇つぶし 生きてる内は暇つぶし 明日死んでしまうからって昨日までのことを許してもらおうと思うな! ならば  最後くらい自分の船を作って旅に出ろ! ならば  最後くらい自分の船を作って旅に出ろ! とびこめ! とびこめ! とびこめ! あの甲板とあの海と あの甲板とあの海と あの甲板とあの海と あの甲板とあの海と あの甲板とあの海と あの甲板とあの海と あの甲板とあの海と あの甲板とあの海と あの甲板とあの海と あの甲板とあの海にとびこめ! 航海に出た  船に真っ赤なケツの猿が20メートルのマストの上に飛び乗った 少年がそれを追っかけて どこまでも行く どこまでも行く 赤い猿のケツを追っかけて 甲板の下には少年の親父の船長 他のみんなも固唾を飲んで見守っている 生きてる内は暇つぶし だから  生きてる内は暇つぶし だから あの甲板とあの海にとびこめ! 少年と猿の追っかけっこ みんなとても心配そう 思い切って猿も少年も あの甲板とあの海と あの甲板とあの海と あの甲板とあの海と あの甲板とあの海にとびこめ! 生きてる内は暇つぶし 生きてる内は暇つぶし 生きてる内は暇つぶし 生きてる内は暇つぶし ラララララ♪ 生きてる内は暇つぶし 死んだからって明日死ぬからって 昨日までのことを許してもらおうと思うな! あの甲板とあの海と あの甲板とあの海と あの甲板とあの海と あの甲板とあの海にとびこめ! とびこめ! とびこめ! とびこめ! 最後くらい自分の船を作って旅に出ろよ! 2006/9/8
11.
長い道 07:46
長い道さ 長い道さ 長い道さ 覗いてはいけないブラックホール あるんだろ? 君にも この薄汚れた生活の匂いのする町のどこかにも 知らなくていいことは知らないままでいっぱい必要なんだ すべてを知り尽くしたらきっと道は切れてしまう ゆっくりと風車が尻尾を振りながら回っている 風を求めていない影に隠れている 通り過ぎた風景や 険しかった剣を立ててしまった過去など黄砂に負けずに ゆっくりと風車が尻尾を振りながら回っている ギザギザさん ギザギザさん ギザギザさん ようこそ  ギザギザの風を長い道に連れてきてくれて オレは知っている 気付いてしまった 見て見ぬフリをしてきたおまえの中で暴れている 狂気を オレは見てしまった おまえの中のブラックホールで おまえの優しさに甘えておまえを押し留めようとして 返り討ちに遭って狂ってしまった みすぼらしいエゴの服を着た男たちの幻影を ギザギザさん ギザギザさん ギザギザさん ようこそ 泣き笑いの風を連れて 長い道を一緒に歩きましょうよ オレは知っているつもりの 愚か者 明るくどこの街角でもライトキスしてくれた女たちが 実はいつも重い生きるための十字架を背負っていることを それを語るこそ、穿ったオレのエゴであることだけど ギザギザさん ギザギザさん ギザギザさん ごめんなさい 何不自由なく、衣服を与えられ 何不自由なく、食事を与えられ 何不自由なく、愛情を与えられ 何不自由なくなってしまったから不自由で仕方がないと言葉を紡ぐ 音楽と並んで長い道を歩いて見えない絵を描こうとしている ギザギザさん ギザギザさん たまには寄り道でもしてみます どうしようもなく誠実だから たまに何ら関係のない北の小さな街に住む女に電話を掛けてみたりする 「夜の出会いって水に流れてしまうっていうのに あんたみたいな旅すがりの男も珍しいわね。でも嬉しいわ」 そんな一言に救われたりする おめでたい男だ 今夜その女と眠り、雪を溶かすほど焦がす恋がはじまるという訳でもないのに どこかにまだ繋がった世界があると思ってしまう 自分勝手な妄想ロマンティシズム ★★★★★★ 2人繋がった世界を どこかに繋がった欠片を ギザギザさん ギザギザさん こんなことを考えています 菩薩の摩擦で背中を摺り合わせて 立ち上がれない時にはゆっくりと静かに水面を押さえて カラダの中から陽炎が目に見えないのに立ち上がるようにさ どこかに繋がった世界を どこかに繋がらない自由を どこかに繋がってしまった事実は必然さ ゆっくりと ゆっくりと  菩薩の摩擦で背中を抱かれて 天上から降ってくるスポットライトの中に虹をさがして 長い道さ 長い道さ 長い道さ ゆっくりと陽炎が内側から立ち登るように 虹を 虹を 虹を 虹を 虹を 虹を 虹を 虹を 虹を 虹を 虹を 虹を 長い道を指し示す虹を ギザギザさん ギザギザさん ギザギザさんと並んで見つめる 虹を 虹を 虹を 虹を 虹を 虹を 虹を求めて  2007/11~2008/03/14

about

出会ったもの、出会った人、目にして素晴らしいと思ったこと、
見てはならない物事と受け止めなければいけなかったこと。
都市部で生活するからの経験、いろんな街、町、国を旅したからこそ
遠くの向こう側からトコトコとやってきたコトバたち。

それら全部が想像力と音楽とを並走させてひとつひとつの物語となっていった。
この物語たちをまとめるとどんなタイトルとして収めるのがジャストなのだろうか…?

ある日、巨大オフィスビルの地下駐車場で荷捌きをする機会があった。
ふと私の脳裏にはこんなことがよぎった。
ひと時、その場の苦痛から逃れるように…
目の前にはいろんな人間(ひと)がガリバーのようにやってきて、
フライト・オブ・イディアの音楽と詩で荷捌きしていくのだなと。
巨大オフィスビルの地下駐車場の案内表示には英語で「荷捌き場」のことを
「Loading Dog」と書いてあった。

このアルバムはリリパット(小人国)でリリパティアン(小人国の住人)が自らの成長を拒否しながら一期一会で出会った人間(ひと)や出来事を夢想世界の住人と一緒になって仕分けてゆく物語の連作ではないか。そう思うのだ。

こんな時代に誠実におかしく音楽と詩に向き合おうと奮闘しているのは清くもあり、
明らかにおかしい成長を拒む、大人になりたくないリリパティアンなのだ。私たちは。




世界中すべてのビートニクな人々に捧ぐ、
2009年春に完成しながら当時のやんごとなき状況ゆえ、
お蔵入りにせざるを得なかった
Flight Of Idea4作目のスタジオ録音盤。

まるでチャールズ・ブコウスキーの短編小説を読むような
うごめく都市に生きる人々の物語と先にあるはず微かな希望。。
録音環境、演奏技術、切実な誰かの物語としてなストーリーテリングされた詩。
全てにおいて完璧だとメンバー、スタッフが自負してきたアルバムが、
デジタル配信時代になり、満を期して遂に放たれる!
Flight Of Idea4作目のスタジオ録音盤。

街に溢れるブルースマン、街の悪者、
街の売春婦、サンドイッチマン
負傷した女性、肉体労働者
インディゴチャイルド・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ガリバー旅行記に登場するような小人たちが
見過ごされがちな人々の物語を引きずり出し、
人間荷捌き場(Human Loading Dog)でポエトリーロックに差し出し、
映画詩を見るような音楽とスポークンワーズで仕立て上げる。

世界唯一のPOETRYROCKアルバムの最高傑作です。


What I met, who I met, what I thought was wonderful to see,
Things I had to take as things I shouldn't see.
Experience from living in an urban area, traveling to various cities, towns and countries
Kotoba who came from the other side in the distance.

All of them made imagination and music run side by side and became a story one by one.
What kind of title would be just right to put these stories together ...?

One day, I had the opportunity to handle cargo in the underground parking lot of a huge office building.
Suddenly, something like this came to my mind.
For a moment, to escape from the pain on the spot ...
Various humans came in front of me like Gulliver,
The music and poetry of the Flight of Ideas will be used for handling.
"Handling area" in English is displayed on the information display of the underground parking lot of a huge office building.
It was written as "Loading Dog".

In this album, Lillipatian (Dwarf Country) refuses to grow and sorts out the people and events that he meets once in a while together with the residents of the dream world. Isn't it a series of stories? I think so.

It is pure that we are struggling to face music and poetry in a sincere and funny way in such an era.
It's a Lilipatian who doesn't want to grow up, apparently refusing to grow up. We.

Dedicated to all Beatnik people around the world
Although it was completed in the spring of 2009, due to the unfortunate situation at that time,
I had to put it in storage
Flight Of Idea The fourth studio recording board.

It's like reading a short story by Charles Bukowski
The story of people living in a moving city and the faint hope that should be ahead. ..
Recording environment, playing technique, storytelling poetry as a story of someone who is desperate.
The album that the members and staff have been proud of is perfect in everything
In the age of digital distribution, it will finally be released when it is full!
Flight Of Idea The fourth studio recording board.

Bluesmen overflowing in the city, bad guys in the city,
Town prostitute, sandwich man
Injured woman, manual worker
Inidigo Child ...

The dwarfs that appear in Gulliver's Travels
Pulling out stories of people who are often overlooked,
Presented to the poetry lock at the Human Loading Dog
Tailored with music like watching movie poetry and spoken words.

It is the best masterpiece of the world's only POETRY ROCK album.

credits

released October 2, 2020

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all rights reserved

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about

Flight Of Idea Tokyo, Japan

Menber(L▶️R):Taka-ki Kawahara(Bass) 

Yuichiro Azuma(Spokenwords/Alto Sax)  
         
Haruki Hirokawa(Drums)
                      Shingo Hiramatsu(Guitar)

2000年8月、東京のスポークンワーズ・シーンを牽引していた詩人・東雄一朗がFUJIROCKFESTIVAL2000後、表現発展形としてバンド形態へと移行させFlight Of Ideaを名乗る。

正式には教科書問題渦中、ソウル路上ライブを経て、2001年6月を結成起源とする日本唯一のNo WavePOETRYROCKバンド。

最新作は「Goodbye Bohemian Hotel」
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